光の祭典 2002  



 光のデコレーションで様変わりする建物、火をたくみに操る芸人たち。

 聖母マリアを崇めるために始まったこの祭典も、現在では単なる光のお祭となっています。
 今年のイルミネーションの中心は、新市街の市庁舎前。市庁舎やその隣にある美術館は、光のデコレーションによってアールデコ調の建物やお城に変化します。また、旧市街ではいつもの町芸人に加え、火を口から吐いたり、火のついた棒を振り回す芸人までも飛び出し、人々の目を楽しませます。
 しかしながら、そんな目ににぎやかな中心街を一歩離れると、昔ながらに窓際にろうそくを飾っている家々を見つけることができます。私としては、騒がしい現代を忘れさせてくれるこの雰囲気の方が好きなのですが、どうやら町全体の流れとしては、厳かな光の祭典からきらびやかなエレクトロニクスの祭典へと移行しているようです。
 皆さんも是非一度『光の祭典を見に来てください。きっと忘れられない日となることでしょう。
 

レポート及び写真提供: リヨン在住
 穂積郁子さん(Ecole de Conde在籍)