由来



 毎年12月8日に開催されるのが、“Fête des Lumières”(=光の祭典)。この伝統的な祭典は、リヨン地方において、もっとも重要な行事の一つです。リヨンに住んでいる人々は、家のベランダや窓辺にろうそくを燈し、光溢れる町中を歩き回ります。

 この祭典は、今から約150年前の1852年12月8日に生まれました。もともとは同じ年の9月8日に行われるはずでしたが、ソーヌ河の増水のため延期されてしまったのです。
 12月8日、この日はフルヴィエールの丘の上に立てられた聖母マリア像の除幕式。祭典の準備が整い、カトリック信者たちは家をろうそくで照らそうとしていると、雷雨が襲い、式がまたしても延期の危機にさらされました。しかし、幸運にも天気は回復。この祭典を待ちわびていた町の人々は自発的に家の窓にろうそくを燈し、町に出かけていきました。
 こうして、『光の祭典』は現在まで続いています。